アラフィフがプログラミングを学んで稼げるようになるのか?
いまさらプログラミングを始めても、遅いのではないでしょうか…。
お金を稼げないなら、始めても意味がないです。
40代50代のいわゆる中高年がスキルや経験ゼロの状態からプログラミング学習を始めて、ちゃんと転職できるのか?あるいは独立してフリーランスとして仕事が成り立つのか不安ではありませんか?
答えは、「厳しいのは事実ですが、可能性はゼロではない」です!
40才以降にプログラマーになった人は多くはありませんが、ゼロではありません。
ふと思い出したが、以前、ユーザー企業で50代半ばで一念発起してプログラマーになった人に会ったことがある。それまでは、もちろん別の仕事をしていた。この人の爪の垢を煎じて、SIerにいる技術者なのにプログラムを書けない40代、50代に飲ませたい。 https://t.co/mUnVIgxZxA
— 木村岳史(東葛人) (@toukatsujin) August 22, 2019
とはいえ、40才以降に学習を初めて転職あるいは独立に成功している方がいるからといって、簡単に自分もできると思うのはとても危険です。
住む場所・学歴・職歴が異なることので同じ結果がでるとは言い切れないからです。
間違いなく言えることは、若手が活躍するプログラミングの世界で未経験の中高年が飛び込んでも、すぐに成功できるほどたやすいものではないということです。
エンジニア35才定年説
エンジニア業界には35才定年説があります。
体力的にエンジニアとして活躍できるのは35才までではないか?という説です。
また、次々と出てくる新しい技術を学び続ける必要がある職種で、そういった点からも35才以降には難しいのではないか?とも考えられています。
さらに、エンジニア業界は20-30代が中心と言えます。そこに中高年が輪に入って人間関係なども上手くやっていけるのか?という疑問もあるからでしょう。
しかし一方でこの35才定年説は崩壊し始めているという意見もあります。
この「35」という数字は 、業界は違いますが派遣社員の業界でもよく言われています。
実は私自身が41才で派遣された経験があるので、それが当てはまる説かどうかはその人次第と言えると断言できます。
エンジニア不足の市場
2019年の経済産業省の報告書では、2030年には最大79万人のIT人材不足が出ると試算されています。
介護業界も人材不足が言われていますが、2040年までに69万人追加で確保が必要と厚生労働省から発表がありました。
IT業界は最大79万ですから、まだまだ人手不足は続くイメージができます。
業界未経験の中高年がプログラミングを習得して働く方法とは
プログラミング業界未経験の中高年がプログラミング技術を習得して働く方法は、以下の3つが考えられます。
- 正社員として転職
- フリーランスとして独立
- 現在の職業を続けながら副業する
正社員として転職
40代以上が未経験実績ゼロの業界へ正社員として転職は相当厳しいのではないでしょうか。
可能性はゼロではないことは、分かります。
実際に47才でエンジニアに転職をされた成功事例が紹介されていました。
私のような未経験で40代後半で転職をするのは簡単ではないというのは事実です。本当に覚悟がいるというが本当のところです。しかし、事実できましたので、前例はあります。
「【卒業生インタビュー】47歳総務一筋15年のキャリアを捨てて、データサイエンティストへ転職(後編)」簡単ではないですが不可能ではないということです。
もちろん、スクールは卒業したけども転職は諦めた方の話もあります。
プログラミングスクールでの紹介話はいまいち信用できない!という場合は、正直ベースな話もあったのでこちらをどうぞ。
フリーランスとして独立
シニア世代向けのスクールのカウンセリングでも言われたのですが、中高年は正社員として転職を考えるよりはフリーランスとして独立方向で動いたほうが可能性があるそうです。
若さや体力がない中高年があるものと言えば、経験や人脈です!
実勢に40代でフリーランスになった方の事例動画が参考になります。
同世代で学習をしている人もたくさん知っていますし、50代で学習をスタートしてフリーランスとして活躍されている方も知っているので、フリーランスなら可能性は十分あると感じています。
現在の職業を続けながら副業する
収入目的でプログラミングを考えていて、本業のようにがっつり働くスタイルを望んでいない場合は副業としての働き方を考えましょう。
しかし、月5万円程度のお小遣いをイメージされているなら、プログラミングなど新しいスキルを習得せずに始められる副業もあります。
事実、副業で初心者でもそこそ稼げるものは、セドリ、フードデリバリー、クラウドソーシングで簡単な作業をすることで十分に達成可能です。
なので単なるお小遣い稼ぎ程度であれば、プログラミング以外で検討をしたほうがいいかもしれません。
本業を続けながら、副業として実績を積み重ねフリーランスへの踏み台としてとらえるのもアリです。
まとめ
アラフィフがプログラミングを初めて稼げるのかどうか?という目線で、国内の人材市場や経験談をまとめて紹介しました。
- 40代以上の中高年が正社員としての転職はかなり厳しい
- これまでの人脈などを活用して、フリーランスとして独立する可能性はある
- お小遣い稼ぎなら、プログラミング以外も検討してみる
20代ならばとりあえずスクールに入ったらなら提供されるサービスをフル活用していけば、転職もほぼ成功できるでしょう。
しかしアラフィフ世代は、相当の覚悟を決め時間も体力も注ぎ込まないと厳しいですが全く可能性がないわけではないことが分かりました。
私はフリーランスとして働くことを目指すことにしました!
48歳でフリーランスに | 商社営業ウーマン出張多すぎて家庭崩壊を心配 ▷ 在宅ワーク目指してWEB制作を学習 ▷ 48歳で独立 ▷ コーディング・ライティング・SNS運用など従事 ▷ 現職WEBマーケターへ | 娘2人(高1&小6) | 趣味はドローン⌘アラフィフフリーランスの学びを発信